地球環境に配慮したカジノ
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実店舗カジノについて考える際、サステナビリティという概念はなかなか浮かんできません。ファーストフード店のように24時間煌びやかな照明が点灯している巨大な建物は、「環境にやさしい」というイメージからはかけ離れています。しかし、ここ数年で状況は少しずつ変わってきています。巨大企業でありながら、二酸化炭素排出量を削減するために率先して行動しているグループがわずかながら現れてきたのです。
最新のエコ照明を導入したり、リサイクルや再利用の方法を見出したりすることで、ギャンブル業界も地球が抱える最大の問題に取り組んでいます。今回は、この取り組みで他と一線を画している世界のカジノリゾートをご紹介します。
ザ・ベネチアン・マカオ
ザ・ベネチアン・マカオは、世界の新たなギャンブルのメッカ、マカオにあるカジノリゾートで、サステナビリティに対する取り組みを積極的に行っています。環境への配慮に特に力を入れており、電気自動車用の駐車場が設置されています。テスラユーザーを惹きつけることは、長期的に見て空気の質に大きな影響を与えるからです。同リゾートは食品廃棄物の削減にも取り組んでおり、二酸化炭素排出量の削減に向けて前向きな姿勢を見せています。
さらに照明に関しては、カジノ全体の照明をLEDに交換したところ、5万世帯以上の家庭が1年間に消費する電力に匹敵するエネルギーを節約することができました。これらの結果、ザ・ベネチアン・マカオは「Macau Green Platinum Award(マカオ・グリーン・プラチナアワード)」を受賞し、アジア地域および世界で最も環境に配慮したカジノの一つとなっています。中国では環境に対する関心が比較的低いので、このような環境保護の動きが他のビジネスにも広がっていくことが期待されています。自然や環境のために利益の一部を費やした同リゾートの姿勢は、大きな一歩と言えるでしょう。
リゾート・ワールド・セントーサ
シンガポールで最も人気のあるカジノリゾートの一つであるリゾート・ワールド・セントーサは、急速な成長を見せています。121エーカーの広さを誇り、カジノ業界においては比較的新しい同リゾートは、創業当初からシンガポールの自然の美しさを大切にするための工夫を施してきました。中でもシー・アクアリウムは、水生生態系の保護のために売上の一部を寄付するなど、企業として自然保護に貢献しています。また、毎日1万5,000人以上が訪れるこのリゾートでは、プラスチック製のストローを廃止しています。紙製のストローに切り替えるという決断は、大した問題ではないように聞こえるかもしれませんが、このような取り組みを重ねることが、やがて大きな力となることは間違いありません。
シバヤ・カジノ
南アフリカのシバヤ・カジノは、あらゆる面で母なる地球に優しい経営を行っており、地球の管理者と言ってもよいほどかもしれません。まず、スタッフやゲストに対するリサイクルと再利用の推進を行なっています。さらに、食品廃棄物を削減するための方針を導入し、より環境に優しい運営を行なっています。食品廃棄物をすべてミミズの巣にもなる堆肥に変えて、すばやく処理できるようにし、最終製品の品質向上へとつなげています。そのため、ゴミもほとんど出ていません。アフリカは一般的に広範な環境保護活動を行っていることで知られており、シバヤが二酸化炭素の排出量をほぼゼロにしているのも地域全体の高い水準に見合う取り組みなのです。豪華なゲーミングリゾートであるにも関わらず、ここまでの努力を行なっているのは、極めて素晴らしい試みです。